きょうは、' BE ME '
”わたしでいる” について。
”わたしでいる”
さて、みなさんはなにをイメージされますか?
座禅、ヒーリング、メディテーション。
最近ではマインドフルネス瞑想という方法が人気ですね。
これは、こころが直接 "わたしでいる”ための。
ヨガは、からだを動かすことで得られる”わたしでいる”ためのツールです。
まず、基本的なおはなしをさせてください。
この地球上に生まれてきたわたしたちは、重力とともに生きています。
重力のある地球では、50Kgの重さはそのまま50Kgとして体感します。
一般的に成人の頭の重さは、体重の8%だそうです。
片腕の重さは6%、両腕だと12%です。
前者の50Kgの女性なら、頭は4Kg、両腕で6Kgあります。
(参考資料 イラストで学ぶ看護人間工学)
ひとが重力を味方につけられる方法があります。
それは、重力にあがなわない本来の姿勢でいることです。
下の絵が、頭蓋と背骨と骨盤だけにした時の正しいラインです。

そして、肉を付けた状態だとこうなります。

耳を通り、肩やや前方を抜けて、大転子から膝のお皿の後ろ、最後に外くるぶしの前側に降りてきます。
この姿勢が維持できたら、重力の重さをからだに感じることはありません。
頭を支えているのは、首ではなくて骨盤である。
を意識できると思います。
ストレートネックも、それから肩こりも、重力にあがなった姿勢で、重い頭や腕を首や肩甲帯で支えようとするためにおこる症状です。
長い年月でつくったからだとこころのクセと、12回約1年かけて向き合っていきます。
わたしでいる。
この言葉に、今のあなたのこころはどんな揺らぎをしていますか?
お読みいただき、ありがとうございました。
Mahalo nui loa.